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成人式に必要な持ち物&便利アイテムリスト!事前準備のポイントも解説

一生に一度の成人式は、思い出に残る大切な節目の日です。成人式当日は慣れない振袖や混雑した会場など、普段とは違う環境で過ごすことになります。
そのため、必要な持ち物をしっかり準備しておくことで、安心して成人式に臨めるでしょう。
この記事では、成人式で必ず持っておきたいアイテムや、あると便利なグッズ、逆に不要だったという声が多いものまで詳しく解説します。
持ち物リストを参考に、万全の準備で晴れの日を迎えましょう。

成人式に参加する際の必須の持ち物

成人式は一生に一度の大切なイベントだからこそ、当日を安心して迎えるためには持ち物の準備が欠かせません。
ここでは、成人式に参加する際に絶対に持っておきたい必須アイテムを厳選して紹介します。事前にしっかりチェックして、万全の準備で晴れの日を迎えましょう。

招待状・案内状

成人式に参加する際は、招待状や案内状の持参が必須です。受付で本人確認として提示を求められる場合が多く、招待状や案内状がないと入場できない可能性もあります。
また、記念品の引換券として使われるケースもあるため、うっかり忘れると大きなトラブルにつながりかねません。
招待状や案内状は多くの自治体で事前に郵送されるので、届いたらすぐに保管場所を決めておきましょう。
紛失した場合は早めに自治体へ連絡し、再発行の手続きを行うことが大切です。安心して式典を迎えるためにも、当日の持ち物リストに必ず加えておきましょう。

ミニ財布

振袖用のバッグはコンパクトな作りが多く、長財布や厚みのある財布は入りません。そのため、成人式には小さめの財布やコインケースを用意するのがおすすめです。
必要最低限の現金や身分証、交通系ICカードなどを入れておくと、荷物がかさばらずスマートに行動できます。お金の管理もシンプルになり、紛失や盗難のリスクも軽減されます。
電子マネーやスマホ決済を活用すれば、さらに財布を軽量化できるため、事前にチャージしておくと安心です。振袖姿でも身軽に過ごせる工夫が、当日の快適さにつながります。

スマホ

スマートフォンは、連絡手段や写真撮影、スマホ決済、交通系ICカード機能など多用途に活躍する現代の必需品です。
成人式当日は友人との連絡や集合場所の確認、思い出の写真撮影など、スマホがないと不便な場面が多くあります。
前日までにしっかり充電し、必要ならモバイルバッテリーも持参しましょう。
スマホ一つで多くの役割を果たせるため、忘れずにバッグに入れておきましょう。

ハンカチ・ティッシュ

ハンカチとティッシュは、身だしなみを整えるための基本アイテムです。お手洗いの際の手拭きや、食事中の膝掛け、振袖の汚れ防止など、さまざまな場面で役立ちます。
特にハンカチは、帯が緩んだときの応急処置や、軽食時に衿元を守る用途にも使えるため、1枚ではなく2枚用意しておくと安心です。
ティッシュは、手が汚れたときやメイク直しの際にも重宝します。振袖姿でも清潔感を保ち、トラブルを未然に防ぐために、必ず持参しましょう。

メイク直し用コスメ

成人式は長時間にわたるイベントのため、メイク直し用のコスメも必需品です。
特にリップやパウダー、コンパクトミラーなど、最低限のお直しができるアイテムを厳選して持ち歩くのがポイントです。
振袖用のバッグは小さいため、かさばるコスメは避け、必要なものだけを入れておきましょう。お手洗いが混み合うことも多いため、さっと使えるアイテムがあると安心です。
綿棒やあぶらとり紙も加えると、より快適に過ごせます。美しい振袖姿を長時間保つためにも、メイク直しグッズは忘れずに用意しましょう。

成人式で持っていると便利な持ち物

成人式当日は、慣れない振袖や天候、会場の混雑など、予想外のトラブルや不便さに直面することも少なくありません。
そんな時に「持っていてよかった!」と感じる便利アイテムがあると、より安心して式典を楽しめます。
ここでは、必需品以外にも持参しておくと役立つ便利グッズを厳選して紹介します。

トラブル対策グッズ

成人式当日は、慣れない振袖や草履で思わぬトラブルが起こりやすいものです。特に草履による鼻緒擦れは多くの人が経験しやすいため、絆創膏を数枚持っておくと安心です。
また、常備薬や目薬、ヘアピンなども急な体調不良や髪型の乱れに対応できる便利アイテムです。事前にこれらのトラブル対策グッズを準備しておくことで、万が一の時にも落ち着いて対応できます。
せっかくの晴れの日を快適に過ごすためにも、バッグの中にトラブル対策グッズを忍ばせておきましょう。

サブバッグ

成人式で配布される記念品や、当日必要な小物をまとめて持ち歩くにはサブバッグがあると非常に便利です。
振袖用のバッグは小さく収納力が限られているため、折りたたみ可能なエコバッグやサブバッグを用意しておくと安心です。
防寒具やモバイルバッテリーなど、メインバッグに入りきらないアイテムをサブバッグに入れておけば、必要な時にすぐ取り出せて利便性もアップします。
荷物が増えてもスマートに対応できるため、ぜひ準備しておきましょう。

防寒アイテム

成人式は1月の寒い時期に行われるため、防寒対策は欠かせません。首元を温めるマフラーやストール、肩まで覆えるケープなどを用意しておくと、式典中も快適に過ごせます。
振袖は重ね着が難しいため、脱ぎ着しやすいショールやカイロもおすすめです。寒さを我慢して体調を崩さないためにも、体温調整しやすい防寒アイテムを賢く活用しましょう。

雨・雪の日対策

天候が不安定な1月は、雨や雪の日にも備えておくことが大切です。裾や袖の汚れ防止には、着物用のレインコートが役立ちます。
また、草履カバーを用意しておくと安心です。

急な天候の変化にも対応できるよう、天気予報を事前に確認し、必要な対策グッズを準備しておくことで、振袖姿を美しく保てます。

成人式で必要なし?不要だったという声が多い持ち物

成人式は一生に一度の大切なイベントですが、「念のため」と多くの荷物を持って行き、実際には使わなかったという経験をする人も少なくありません。
振袖用バッグは小さく、必要最低限のものしか入らないため、持ち物は厳選することが大切です。
ここでは、実際に「不要だった」という声が多いアイテムをまとめました。

  • 大きめの財布(長財布や厚みのある財布)
  • フルサイズのコスメポーチ
  • 大きめのカメラ機材
  • ノートや筆記用具替えの靴やサンダル
  • 大きな鏡

必要最低限のアイテムに絞って、快適に成人式を楽しみましょう。

成人式の事前準備

成人式を安心して迎えるためには、当日だけでなく事前の準備がとても重要です。ここでは、成人式を迎える前に押さえておきたい事前準備のポイントを詳しく紹介します。

振袖と小物のチェック

成人式の準備で最も大切なのが、振袖と振袖に必要な小物類のチェックです。振袖や帯、長襦袢に加えて、草履、バッグなどの和装小物がすべて揃っているか事前に確認しましょう。
特にレンタルの場合は、セット内容に不足がないかの確認が重要です。腰紐や伊達締め、帯板などの着付け小物まで細かくリストアップしてチェックしましょう。
当日忘れ物があると着付けができなくなる恐れもあるため、チェックリストを活用して漏れのない準備を心がけることが大切です。

和装インナーと防寒対策

1月の成人式は防寒対策は欠かせません。振袖の下には肌襦袢や裾除けなどの和装インナーを着用し、必要に応じて保温性のある和装下着もありますので暖かく過ごせます。
ただし、インナーは着物から見えない形や丈を選ぶことがポイントですので、足元には和装用の足袋カバーや足袋インナーを活用するのがおすすめです。
防寒対策をしっかり行うと、寒い日でも快適に式典を楽しめます。

着付け・ヘアメイクの予約

成人式当日は美容院や着付けの予約が混み合うため、早めの手配が肝心です。
着付けとヘアメイクは2〜3時間かかることが多いので、式典開始時間から逆算して余裕をもって予約をしましょう。
希望のヘアスタイルや帯結びがある場合は事前に相談し、必要な髪飾りや小物も確認しておくと安心です。直前の予約確認も忘れずに行い、当日スムーズに準備が進むようにしましょう。

会場までの移動手段と時間の確認

会場までの移動方法や所要時間を事前に確認しておくことも大切です。振袖姿は動きづらく、公共交通機関の利用や車での送迎など、状況に合わせた移動計画を立てましょう。
式典開始直前は受付が混雑するため、余裕を持って到着できるように逆算して出発時間を決めておくと安心です。悪天候の場合も想定し、早めの行動を心がけましょう。

待ち合わせ場所の確認

成人式は多くの人が集まるため、友人や家族との待ち合わせ場所を事前に決めておくとスムーズです。
会場周辺は混雑しやすいので、目印になる場所や時間を事前に共有しておくと、当日の合流がスムーズになります。
しっかりと打ち合わせをしておくと、安心して式典に臨めます。

振袖姿で気を付けたい所作

成人式では、せっかくの美しい振袖姿をより引き立てるためにも、所作や立ち居振る舞いに気を配ることが大切です。
ここでは、振袖姿で特に注意したい歩き方や階段の上り下り、袂や裾の扱い方、椅子に座るときの姿勢について、分かりやすく解説します。

歩き方や階段の上り下り

振袖姿で美しく歩くには、普段とは異なる所作が必要です。振袖は裾や袖が長いため、大股歩きや外股歩きは着崩れや裾の乱れの原因になります。
歩く際は背筋を伸ばし、あごを軽く引き、歩幅は足のサイズ分程度の小さめにしましょう。内股気味で一本の線を歩くようなイメージで、ゆっくりと優雅に歩くことがポイントです。
階段の上り下りでは、袖を左右重ねて左手にかけ、右手で着物の端(上前)を軽く持ち上げます。体を斜めにして一段ずつ丁寧に昇降し、裾や袖が階段や床に触れないように注意しましょう。
慣れない草履で滑りやすいので、焦らず落ち着いた動作を心がけるのが安全です。

袂や裾の扱い方

振袖の特徴である長い袂(たもと)や裾は、所作の美しさを左右する大切なポイントです。歩くときや階段の昇降時は、袂が床や階段に触れないよう、両袖を重ねて片手にまとめて持ちます。
腕を伸ばすときや食事、トイレなどの動作では、反対の手で袂を押さえることで汚れや着崩れを防げます。裾も必要に応じて軽く持ち上げ、足首が見えすぎない程度に調整しましょう。
椅子に座るときは、両方の袂を膝の上に重ねて置くと、袖が床につかず上品な印象になります。
また、取れではウォシュレットの使用は控えましょう。水流が強いと濡れる原因となります。
こうした細やかな気配りが、振袖姿をより美しく見せてくれます。

椅子に座る際の姿勢

振袖で椅子に座る際は、帯や着付けを崩さず、袖や裾を汚さないように配慮が必要です。
まず、椅子の前に立ったら両袖を体の前で重ねて膝の上に乗せ、右手で裾が広がらないように軽く押さえながらゆっくりと腰掛けます。
帯がつぶれないよう浅めに座り、背筋を伸ばして美しい姿勢を維持しましょう。足は揃えて座るのが基本で、座った後は裾や袖の乱れがないかを確認し、必要に応じて手で整えます。
背もたれに深くもたれかからず、猫背にならないよう意識すると、長時間座っていても苦しくなりにくく、上品な印象を与えます。

まとめ

成人式の持ち物は、招待状やスマホ、ミニ財布、ハンカチ・ティッシュ、メイク直し用コスメが必須です。加えて、サブバッグや絆創膏、防寒アイテム、雨雪対策グッズなどもあると安心です。
振袖用バッグは小さいため、必要最低限の持ち物に絞ることが、快適な一日を過ごすポイントです。
株式会社辻和では、会員の方に必ず「きものコーディネーター」が担当としてつき、お着物に関するあらゆるご相談をサポートいたします。
初めての方でも安心してご利用いただける体制を整えているため、成人式や振袖、小物選びでお困りの際はお気軽にご相談ください。

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